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日本木彫刻協会について
事業内容

木彫刻の楽しさ、素晴らしさを広く一般の方々にも感じていただき、日本伝統の木彫刻文化を次世代へ引き継ぐための啓蒙・保護活動を行っています。

展覧会活動

日本の伝統木彫刻は仏像や欄間をはじめ、人物、草花や動物…などその分野は多岐に渡ります。既存の多くの公募展では審査対象外と扱われることも少なくはないのが現状で、多くの作家の活動は極めて限定される傾向にあります。そこで、異分野の垣根を取り払い、すべての木彫作家が同じ舞台の上で公平な評価をしていただける展覧会の開催を目指しています。既成概念に囚われない魅力的な展示を目指し、木彫刻の底辺拡大に努めて参ります。

伝統木彫刻の人材育成

現在、日本の木彫刻に携わる人々は、少なからず後継者不足という問題を抱えています。伝統木彫刻は生活様式の変化に伴い、一般的な認知度は下降の一途を辿っています。私たち木彫刻家はその活動が認知されなければ、必然的に作家としての活動が制限されてしまいます。そうならないためにも、ジャンルを超えた展覧会や木彫刻の魅力を伝える啓蒙活動を通して、先人の技術や思いを後世に伝える人材育成も行っていきます。

体験教室の開催

小学校などをはじめとした、版画や木彫りの体験教室を開くことで、彫刻の楽しさや面白さを感じていただき、日本の文化の素晴らしさを感じていただきたいと考えています。温故知新という言葉があるように、先人の知恵や技術から学ぶことは沢山あります。また、近年子供たちの刃物離れは加速しており、プロの講師の指導の下で安全で正しい刃物の使い方の習得や、モノを大切にする心の教育、彫刻を通して考える力を養う活動を行っています。

ボランティア活動

知的障害者の方たちにボランティアで彫刻をご指導させていただいています。皆さんとても楽しく集中して作業をされ、複雑な立体を彫る方も出てきました。私共もとても貴重な経験をさせていただき、皆さんと共に成長していきたいと考えています。

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